5月11日、「3・11を忘れない」ゲストに若林智子さん

大田・生活者ネットワークの毎月の行事「3・11を忘れない」に若林智子さんが参加してくださいました。若林さんは、地域での子育て支援の仕組みを構築してきた「NPO法人ピッピ・親子サポートネット」の副理事長です。横浜市では保育園も児童館も足りなくて、子どもを預かってほしいというニーズは切実で、認可外の一時保育にも横浜市から補助金がでる「乳幼児一時預かり事業」のしくみにつながりました。一時保育は「地域に開かれた窓」であり、親のリフレッシュや相談機能ともなり、虐待予防にもなるといいます。また地域の資源や多様な出会いを保育に活かす活動「まち保育」により、コミュニティの中で子どもを見守るやさしいまちが作られていきます。実践がしくみ作りになるという経験から、現場と近い政治、ボトムアップの社会をめざして活動されている若林さん、市民発のまちづくりには大いに関心がわきました。