第3回大田区議会定例会の決算特別委員会できたざわ潤子が質問をしました。

 9月30日に大田区議会の決算特別委員会が行われ、「防災」と「窓口業務の改善」の二点について質問した。
 まず、防災では、主に在宅避難の周知、耐震化に向けた推進策の検討、福祉避難所、地区防災計画の周知に関してなど、区の計画と実行の現状に触れつつ質問した。担当者の回答はほぼ検討中で、明確な回答は得られなかった。
 窓口業務の改善では、行政窓口のサービス向上の研修やマネージメント、OJTの活用、業務委託業者の人材育成や評価について質問した。担当者からは実施しているという回答を得た。

 傍聴して、昨年度までに立てられた大田区地域防災計画案はどの程度計画実行されているのだろうかと疑問をもった。
 というのは、区立保育園福祉避難所の「18園」はいまだ一か所も決まっていない。また18園以外の保育園については応急保育所にするということだが、こちらも「被害状況をみてから設置する」という。
 また保育園や障がい者施設などを考えたとき、災害時いちばん力になるだろう地域のボランティアや地域の協力員については、まだ何も検討がなされていないということだった。
 ようするに大田区の地域防災は「実行どころか計画もされていない」状況である。

今の日本はいつ【大災害】が起きても不思議はないといわれている。
だからこそ「減災」にする為には市民と行政の協力が必要だ。
在宅避難ができずに、福祉避難所を必死に探し回る親子づれを作らない為に
大田区には今年中にぜひ「18園」(少なすぎるとおもうが)を指定し、市民に知らせてほしい。
「被害状況をみてから」では遅すぎる。

※議会質問の詳細につきましては、右横の「きたざわ潤子HP」をご覧ください。