3/31(月)国会議事堂見学ツアーに参加して

今、手元にある国会のパンフレットを見ると両院議場の写真があり国会のしくみが書かれている。今回の見学では、日々の暮しにつながる大切な事柄を審議決定する場所としては生活実感との距離を感じた。印象に残ったのは、国会敷地内から見えた交差点「国会正門前」の標識である。

2012年の脱原発や2015年の安保法制反対など数々の市民デモの拠点となった場所。国家の政策への異議申し立てのために何十万人もの普通の市民が声をあげた瞬間だった。あの頃は抗議の連帯を示すために、官邸前や正門前に通うことに躊躇はなかった。

今や数の力で押し通す原発回帰、十分な議論もなく閣議決定で防衛費を増額するなど主権者である国民の声が置き去りにされている。だから、どんなに立派な議場を見ても虚しくピンとこないのだと思う。正門前で声をあげ、連帯している時は国会内には入れなくても声を届けたいという距離の近さはあった。

昨年の衆院選の結果、野党としては初めて枝野幸男氏が衆議院憲法審査会の会長に就任したようなので、今後の動きを注視したい。国会の役割・しくみを忘れないためにこのパンフは手の届く所に置いておこう。

(参加者:大田区 N.Y.)