10月16日(金)に学習支援事業に関するヒアリングを行いました

 自主学習支援会代表の河合良治さんにお越しいただき、生活クラブ運動グループ大田地域協議会主催で学習支援事業に関する聞き取り調査を行いました。
 河合さんは3年前に大田区が「子どもの基礎学力の定着支援」というテーマで募集したジャンプアップ助成事業に応募し、ワンコイン(1時間500円)・個別指導の学習支援教室「ベストキッズ」を運営しています。様々な事情で学校の勉強についていくことが困難な状況にある小・中学生を対象とし、大田区内で現在2教室を運営し、さらに3教室増やす準備をしています。
 ベストキッズのコンセプトは徹底的に「子どもに寄り添う」。授業を身に付ける方法を教え、学習支援と生活支援(社会性を身に付ける)を2つの柱として実施しています。
 将来的には小学校単位ほどのエリアで、地域が地域の子どもを育て見守るような、地域のネットワーク形成が必要だとおっしゃっていました。

 運営においても、行政の取組みに関しても、まだまだ課題はたくさんあります。実態調査を通して、更なる各地域の状況把握、ひとり親世帯への教育支援費の検討、子どもの居場所作りなど、今後着手する必要があると考えます。