政治塾「子ども・子育て会議」

9月13日(金) 政治塾「子ども・子育て会議について」を開きました。
昨年8月に成立した子ども・子育て関連3法に基づき、平成27年度から子ども・子育て支援新制度が実施されることになっています。財源は消費税引き上げに伴う増収から全国で7000億円。「認定こども園」の普及や学童クラブの充実、地域のニーズに応じた多様な子育て支援の充実などがうたわれ、各自治体では有識者や関係者、保護者などをメンバーにした「子ども・子育て会議」が開かれています。 
今回は委員として大田区の会議に参加しているNPO法人ネットワークBearの古澤里美さんをお呼びして今までの2回の会議の内容や、今後の予定についてお話しを伺いました。大田区では「ニーズ調査」に基づき、区内の就学前児童を持つ保護者からアンケート方式で要望や意見を集めることになっています。アンケートの項目は現在検討中とのことで、参加者から挙げられた項目を古澤さんを通して子育て支援課に伝えてもらうことになりました。子育て中の女性の就業がますます進み、保育のニーズが多様化する中で、地域の子育て環境の整備は子どもたちの健やかな成長にとって、なくてはならないものです。中でも保育園の待機児童の解消は待ったなしの急務です。長期的な計画と並行して大田区が来年度に向けてどのような策を練り、実行していくつもりなのかを別途確認していくことの必要性も感じました。今後もこの問題については皆で語り合う場を設けていきたいと思います。